音楽や映像制作やでよく耳にする「ミックス」という言葉。初めてDTMに挑戦する方にとっては、「そもそも何をする作業なの?」と思うかもしれません。「えっ!ただ感覚的に音量とパンを振ることがミックスじゃないの?」と思ってる人は必見です!この記事では、「ミックス」の基本や目的、具体的な作業内容、初心者が覚えておくべきコツをわかりやすく解説します!
ぼたもちでたっ!「ミックス」!



ぼたもち知ってるんだ!すごい!



チョコレートとバニラ「ミックス」で!



アイスじゃない!!笑
ミックスとは?
ミックス(Mixing)とは、複数の音源(トラック)を組み合わせ、全体のバランスを整える作業です。
例えば
バンド楽曲の「ミックス」をする場合は、ボーカル、ギター、ベース、ドラムなどのパートごとで音を調整して、最終的な曲の形を仕上げるプロセスを指します。
この作業を行わないと、音が聞こえない、何が鳴っているか分かりずらい。雑音(ノイズ)が聞こえる、音割れ(ピークアウトなど…)していてヘッドフォンで聴けない、スピーカで聞いても立体感がなく、気持ちが悪いなどの音源になってしまいます。そうならないために「ミックス」という作業は必要です。
「ミックス」をする際には、依頼者との打ち合わせでリファレンストラック(参考にする全体バランスのCD)を用意していただいてそれを参考にする方法が一般的です。



録音した音、使う音を一つ一つ綺麗に修正するってことだよね!



めんどくさっ!



それでも誰かがやらなきゃね!



めんどくさいから仕事になるんだよ
ミックスの基本的な目的
「ミックス」の目的は、以下の3つが主に挙げられます。
- 全体のバランスを整える
各パートが主張しすぎず、曲全体が聞き取りやすくなるように調整します。 - 空間を演出する
音に奥行きや広がりを加えることで、立体的で魅力的なサウンドを作ります。 - 曲の意図を引き立てる
楽曲の感情やエネルギーを最大限に引き出します。



なるほどね。「マスタリング」の工程より深く「音」に干渉している作業が「ミックス」なんだね…



めんどくさい。誰かやって。



ぼたもちはアーティストタイプだね
研究材料の調べる方法
- CDなどの「ミックス」した人が書いてあるのでその人の音源を聞いてみる。
- インターネットで調べる。
- 雑誌でピックアップされているミキシングエンジニアをみて、使ってる機材やノウハウを調べる。



おっけー
ミックスの基本的な作業内容
「ミックス」では、主に以下のステップを順番に進めていきます。
音量バランスを調整
各トラックの音量を整える作業です。
- ボーカルが埋もれないように他の音量を下げる
- バックグラウンドの楽器が主張しすぎないようにする





図にしたらわかりやすっ!



そうそう!図にしていく人は珍しいと思うけど、思想を伝える手段としては良いと思うんだ。
パンニングでステレオ空間を作る
「パンニング」とは、音を左右どちらに配置するかを決めることです。
例えば





実際バンドのライブでも音が鳴ってる位置は違うもんね。ボーカルはセンター、ドラムは後ろの方、ギターはサイドみたいな!そういう感覚で振っていくんだろうなぁ。
EQ(イコライザー)で周波数を調整
各トラックの周波数(音の高さ)を調整して、音が混ざりすぎないようにします。
EQ作業では強調させるより、基本的には不要な音を削る作業をするのが基本です。
例えば
- ボーカルの中音域を引き立てる
- ベースとキックドラムの低音がぶつからないように整理する
音には、高音域、中音域、低音域があります。
音の持っている音域を強調したり、削ったりすることで各音(楽器)の役割が被らないようにします。
楽器や音を出すものには、それぞれに得意な音域があります。ですが楽器は得意な音域だけ出しているのではなく複雑に入り混じっているため、その楽器の不要な音を削ったり強調することによって、音をスッキリさせて聞こえやすくします。また楽器や音を出すものから出る不要な音を削ることにより、音圧(音量を一定にした時の聴覚上の音の大きさ)を上げることができます。
※余計な帯域で余計な音が鳴っている状態で音量や音圧を上げようとすると余計な音まで上がってしまい、その音が邪魔になり上げることができない。



ライブも爆音の方が気持ちが良いもんね!
EQ処理の注意点



自分が初めてのベーシストとしてバンドやってた時、レコーディングエンジニアがEQ処理すればするほど、どんどん録音した音とはかけ離れていった記憶があるんだ。



レコーディングエンジニアとのコミュニケーションがずれていたんだ。



でもアマチュアミュージシャン(当時の私)と仕事をするのであればレコーディングエンジニアはわかりやすく、録音する工程を伝えていくべきだと思ってる。



コミュニケーションやヒヤリング能力はエンジニアにはとても必要なんだね〜



今考えたら当時したあのレコーディングエンジニア相当酷いぞ笑



まぁ君も10代の時酷かったからおあいこだよ



それは否めん!
コンプレッサーで音量差をコントロール
音のダイナミクス(強弱)を調整し、特定の音を際立たせたり、全体をまとまりのあるサウンドにします。





見とくぜ!
リバーブやディレイで空間を演出
リバーブ(残響)やディレイ(反響)を使って、音に奥行きや広がりを加えます。
ボーカルにリバーブを加えると、より豊かな響きを感じられます。
ギターにディレイを加えると、リズムの効果を強調できます。



リバーブは本格的にやるとむずいんよな。



いつか記事にするね!



こりゃ10年後かな…
全体をまとめる
最後に、曲全体を通して聴き、各パートが調和しているかを確認します。
「ミキシング」は十人十色。「ミキシング」の良し悪しは好みです。なので人それぞれやり方、出したいものがあるでしょう。ですので正解はありません。ですが、ノイズ発生しないようにすることや音が潰れて聞こえない。そういう「ミキシング」で納得してくれる人は少ないと思います。ミックスエンジニアであればクライアントの意図を汲み取る。個人創作であれば理想の「ミックス」をできるようにする。そういうことを追求していくことが重要なのではないでしょうか。



センスと技術が光る工程だね!
初心者におすすめのミックスのコツ
- 1つの要素を主役に決める
曲の中で「どの音を一番目立たせたいか」を決めましょう。多くの場合、ボーカルが主役になります。主役の音を中心に「ミックス」を進めることで、聞きやすい仕上がりになります。
- 不要な音域を削る
EQを使って、各トラックの不要な周波数を削りましょう。
例)
ギターの低音をカットしてベースとぶつからないようにする
ボーカルの高音ノイズを控えめにする
- 音量を抑えめに始める
「ミックス」では、「音を足す」よりも「音を引く」ことが重要です。最初は全体の音量を控えめにしておき、必要に応じて少しずつ音を加えていきます。
- ヘッドホンとスピーカを使い分ける
ヘッドホンとスピーカで聞こえ方が異なるため、両方でチェックするとバランスが取りやすくなります。
- 休憩を挟む
長時間作業を続けると耳が疲れて判断が鈍ることがあります。定期的に休憩を挟み、リフレッシュした状態で作業を再開しましょう。



引き算の考え方をして「ミックス」することが重要なんだな
ミックスで使う代表的なツール
DAW(デジタルオーディオワークステーション)
ミックス作業はDAWソフトを使って行います。代表的なソフトは以下の通りです。Logic Pro、Pro Toolsは日本では良く使ってる人が多い印象です。
- Logic Pro
- Ableton Live
- Pro Tools



DAWソフトはやっぱ有料のやつが性能も良いよね!



そうだね!でもとりあえず触ってみたい!だったら無料のやつ使うのも良いかも。ちなみに自分は最初Mac OS 対応の「ガレージバンド」っていうDAWソフトを使ったよ。
プラグイン
「ミックス」に欠かせないプラグインには、EQやコンプレッサー、リバーブなどがあります。有名なプラグインブランドには、WavesやFabFilterなどがあります。
初心者の段階では必ず必要ではありません。まずはDAWに無料で付いているものを使用しどういうプラグインがどういう効力があるのかを試すと良いでしょう。



ぼくは初心者だからDAWソフトに内蔵されている無料のやつ使ってみる!
モニタースピーカとヘッドホン
ミックスの音を正確に聞くためには、高品質なモニタースピーカやスタジオ用ヘッドホンが必要です。



スピーカ、ヘッドフォンはしっかり選んだ方が良いかも…でも何選んだら良いかわからん。



そうだね!音を扱う仕事だからね!



おすすめ商品の紹介もまたするね!



よろしくね!
まとめ
「ミックス」は、音楽制作において楽曲の魅力を引き出すための重要なプロセスです。
初心者の方も、今回ご紹介した基本やコツを参考にして、少しずつスキルを磨いていきましょう!「ミックス」を楽しむことで、音楽制作の幅がぐっと広がります。



「ミックス」やるぞ〜!



がんばれ〜
